普通の公園では体験できない遊びが満載
よくある金属製のブランコより、木の枝に吊るされたブランコはなんでこんなに楽しいのだろう?
小田急小田原線梅ヶ丘駅からすぐの丘に広がる羽根木公園の一角に、「羽根木プレーパーク」はあります。真っ平らに造成された、赤や黄色の金属製のブランコやすべり台の並ぶいわゆる“児童公園”とはまったく異なった趣です。
丘の斜面をそのまま生かし、しかも穴があいてデコボコになっている箇所も。デコボコや木の根っこに注意しながら、上から下、下から上へと走り回るだけでも、注意力が身につき、相当な体力がつきそうです。
ターザンロープや大木に吊るされたブランコ、すべり台なども設置されています。それらはプレーリーダーやプレーパークを運営する世話人(ともに地域住民)、ボランティアの人々によって手作りされたものです。
公園の定番である砂場ももちろんあります。でも、砂遊び用のスコップはありません。土木作業で使用されるような大きなシャベルが用意されており、砂場だけでなく園内のどこを掘り起こしてもOK。とても大胆な土遊びができてしまいます。