生活シーンの演出や親のリラックスにも
パナソニックによると、色や明るさを切り替えできる機能は、生活シーンを分析し、ダイニングで食事以外のことがたくさん行われていることがわかって開発されました。勉強や読書、書き物などの作業には、明るい「勉強のあかり」が適していますが、食事にはオレンジ色の「食事のあかり」も必要です。それを、照明器具を買い替えることなく、ひとつの電球で実現できるのが大きな魅力。座談会ではほかにもさまざまな使い方や感想があげられました。
「家に来た母は、壁が白いせいか『部屋が広く見える』と言っていたので、来客の時は白いほうがいいかも」という藤縄さんや「食事がメインの時は、料理がきれいに見えるオレンジ色の電球色で」という小林さんのように、暮しの演出にも活躍しそうです。
また「私は暖色系が好きなのですが、主人は白いほうが好み。私だけの時はオレンジで、主人が帰宅すると白に切り替えて使いました」という玉川さんのように、家族の好みにあわせて切り替えたケースもありました。
また、洗面所で使った静さんからは「朝のお化粧のとき、抜群に良く見えて。お化粧のノリも良いんです! 夜のお風呂は、温かい暖色に切り替えてリラックスできました」というママにうれしい報告もありました。
玉川美紗さん 子どもは3歳の女の子。リビングダイニングには、シャンデリアのような形の照明器具があったが、今回のLED電球が届いて付けようとしたところ口金サイズがあわず、なんと照明器具を買い換えて試してくれた
静麗さん 子どもは6歳の男の子と3歳の女の子。長男が4月から小学校に入学するため、ダイニングのペンダントライトで使おうと応募。ところが口金サイズがあわず、たまたま切れた洗面所に取り付けた
一方、自宅の照明器具と口金のサイズが合わなかったとの声もありました。「ぜひ、E17口金サイズを作って欲しい」(静さん、藤浪さん)とのことです。
小林千秋さん 子どもは2歳の女の子。LED電球に付け替えたことで、光熱費が少しでも安くなったり、長持ちすると良いなと期待
親にとって、子育て中は気持ちを切り替えたくてもできないことも多いものです。「下の子がまだ0歳で、私も睡眠が足りず神経が高ぶることも。そういうとき、あかりをオレンジに切り替えてホッとする時間が持てるのは、大変な育児を乗り越える後押しになっていると感じました」(平本さん)。そうした気持ちや気分の切り替えが「あかりひとつでできるのは本当にスゴイことです。もっといろいろな、切り替えできるあかりを使ってみたいと思いました」(内田さん)。光色切替えタイプのLED電球は通常のタイプと比べると少し値が張るが、生活環境によってさまざまな“効用”がありそうです。