第一印象をよくするための立ち方、座り方、歩き方、挨拶のしかたまで、その指導の細かいこと!
力石先生:まず部屋に入るときは「会釈」、軽いお辞儀でいいんです。「失礼します」と、スッと軽くお辞儀をしたほうが、キビキビと見えます。
そして語先後礼(ゴセンゴレイ)で、「○○と申します。よろしくお願いいたします」と言葉を先に言ったあとで、より深いお辞儀の「敬礼」をします。
「正しいお辞儀の仕方」を、この日の受講生20名で、実際に何度も練習していきます。
中でも役に立つなぁ~と感じたのが、「面接時に避けたいNGアクション」。
8つものNGアクションがあるのですが、特に「目が泳ぐ、探る視線」は絶対にNG!
安田:うぅ、わかっていても、つい、やってしまっている気がする……。
「面接官の目を5秒間はしっかり見る(面接官が2人の場合は、もう1人も無視せずに)!」のが鉄則だそうですが、もし照れてしまう場合は、相手の眉間を見るのでもかまわないそうです。
スライドに面接官のおじさまの顔を写し、目を見ながら実際にトレーニングしていきます。
そこで、目からウロコだったのが、「話が長い応募者は採用されない」というコト。
力石先生:こちらが短めに答えると、相手が興味を持って聞いてきます。これを繰り返す、それがコミュニケーションなんです。コミュニケーションをとれて、よい人間関係を構築できるか? も、見られていますからね。
安田:う、ううう……お、おっしゃるとおりですぅう!!!!!(←心の中で、絶叫)
いや、言われると当たり前のようなことでも、できていないものですねえ。
よかれと思って、つい長々と語ってしまいがちな自分を反省……。