こんにちは、酸いも甘いも経験済み(経験中)の村山らむねです。
年明け早々に、某情報誌で弘兼憲史氏が書いたコラム「育児に熱心な男は出世しない」がSNSや各メディアで話題になりました。私も読みましたが、イクメンを自負する男性陣の中には、カッとなった人もいるのではないでしょうか。
論旨を簡単にまとめますと、
●「昨今、もてはやされているイクメンだが、家庭的なパパは会社ではそんなに出世しない」
●「たとえ子どもの誕生日だとしても会社の重要案件となれば、給料をもらっている以上、やっぱり会社を優先すべきです」
という内容です。
このコラムが提起している問題点は2点あると思います。
イクメンは出世できない。ある意味正しいのではないか
私なりに1つずつ、考えてみました。まず1点目。
1.イクメンが出世できないという前提で、共働きの妻は自分の夫に、イクメン(育児する男)であることを求めるか、カセメン(稼ぐ男)であることを求めるか?
弘兼氏が言う通り、育児を優先する男性は出世できない、これはある意味では正しいでしょう。正しく言うと、現在の日本のコンサバティブな会社ではイクメンは出世できない。それは全くいいことではありませんが、現実です。