まずは片っ端から年間保管用クリアファイルへ
日経DUAL編集部 整理収納アドバイザー・佐々木弓子さんのお宅にお邪魔しています。佐々木さんは小学5年生、2年生、3歳と3姉妹のママですが、家族5人で暮らしているとは思えないくらい部屋中がすっきりしていますね。部屋の模様替えが長年の趣味とのこと。整理収納のほうもやはり、昔から得意なんですか?
佐々木弓子さん(以下、敬称略) 実は私、ものを捨てるということが何より苦手で、ずっと整理片付けができないタイプでした。ようやく最近ですね、捨てるのが気持ちいいと心から思えるようになったのは。子どもが小学校からもらってくるプリントも、一通り読んで不要ならポイと捨て、期日が過ぎたものも迷うことなく捨てていく。ポイポイ捨てるのが気持ちいいんです。
―― でもプリントって、記入してすぐに子どもに持たせなくてはいけないもの、保管しておかなくてはいけないもの、不要なものなどが全部一緒になって渡されますよね。そんなにすぐに捨てるわけにもいかないように思いますが、どうすればいいでしょう?
佐々木 これから私が実践している方法をお話ししますね。もし自分に合いそうだと思ったら、ぜひ試してみてください。
学校関係の書類で捨てずに取っておきたいと思うものは、以下の3つの場所に分けて保管します。どのくらいの期間、保管しておきたいかと、重要度によって、場所を決めます。
左から①年間保管用クリアファイル、③クリアフォルダー、②バインダー
まず、後で見直したり、確認したりする必要があると思われる書類は、①の年間保管用クリアファイルに入れます。
一番上の子が小学校に入学したときは、私も全部が大事な気がして、片っ端からこの年間保管用クリアファイルに入れていました。最初は、それでいいと思います。