“今、滞っている家事を片付ける”――普段の掃除を頼んでいいんです
この日、お掃除に来てくれたのは、家事スタッフのMさん。
派遣される家事スタッフが確定すると、スタッフの顔写真&プロフィールが送られてくるので、「どんな人が来るのか?」「ほかのお客さんから、どんな評価を受けているのか?」などを、前もってチェックできるのも安心なところです。
(スタッフを変えてほしい場合は、無料で対応してくれます。プラス1時間400円で指名も可。)
持参の掃除道具は、このポーチひとつだけ。
大がかりな道具などは使わずに、キレイにしていくんですね。
ちなみに、「スポンジ」「雑巾」「使い古しの歯ブラシ」「洗剤」「掃除機」「バケツ」等は、家にあるものを使うので、こちらで用意しておく必要があります。
安田がお願いしたのは、利用される方が多いという「2時間半で3~4カ所、水回りのお掃除」。
まず、Mさんが取りかかったのはキッチン。
シンクには……お恥ずかしながら、昨日から洗っていないお皿の山がっ!
安田:す、すみません。ここのところ、本当に忙しくて……(涙)
Mさん:いえ、私の仕事ですから、そんなに謝らないでください。皿洗いも、洗濯物も、なんでも頼んでくださいね。
安田:……洗濯物も? そんなことまでお願いしていいんですか?
Mさん:洗って干すのも、取り込んでたたむのも、お任せください。“今、滞っている家事をやる”ために、私がいるんですから。
家事代行サービスって、「エアコンやガスフードレンジなど、自分のできないところをやってもらう」というイメージが強かったのですが、「カジー」で頼めるのは、“日常的な掃除の範囲内”。
でも、そこがイイですよね! むしろ日常的な掃除こそ、働くママがいちばん頼みたいところですものね。
見たくなかったあそこも……どんどんおうちがキレイになっていく
Mさん、あっという間に食器を洗い終えると、シンクの排水口を掃除しはじめました。
安田:ギャー! き、汚くてすみません!!
Mさん:いえ、本当に謝らないでください(笑)。あの、バケツお借りできますか?
そして、排水口のカゴなどを、バケツの中でつけおき洗い。
見えないところまで、徹底的にキレイにしてくれるんですねぇ。
今度はトイレへ。便器の中に、ハイター系の洗剤を染みこませたトイレットペーパーを貼り付けていきます。
Mさん:ハウスクリーニングでトイレ掃除を頼むと、それだけで1万円以上しますけど、こんなふうにすれば、材料費100円程度でキレイになるんですよ。じっくり汚れを落とすために、しばらくこのままにしておいてください。
同時並行しながら、テキパキと進めていきます。
キッチンへ戻り、今度はガスコンロを磨きはじめたMさん。
ちなみにわが家は、ガスコンロの上の棚に、調味料やら、箸立てやらをズラッと置いているのですが……
なんと、それらをすべてどけて、上の棚も磨きはじめたではありませんか!
安田:…そ、そこは! 昨年の大掃除のときに「やらなきゃ!」と思いつつ、放ったらかしにしていた場所……。こんな場所までやってもらえるなんて、かゆいところに手が届くようだわ!
しかも、調味料ひとつひとつをマイクロファイバークロスで拭いてから、戻してくれています。
フタの上にうっすら積もっていたホコリもとれて、ピッカピカです。