こどもレスキュー隊員は病児と二人きりでどう過ごす?
──病児保育の1日の流れは?
早くて7時半、だいたい8時~8時半にスタートすることが多いです。こどもレスキュー隊員は5分前に到着し、10分~15分くらいかけて親御さんから引継ぎをします。
事前にシートに記入してもらい、お子さんがどういう様子なのか、着替えや食べものはどこにあるのかなどを確認。
親御さんが出かけた後、病院に連れていく場合もあります。
お昼ごはんの後は薬を飲ませ、年齢や症状に応じてお昼寝をします。
その後はおもちゃで遊んだり、絵本の読み聞かせをして過ごします。こどもレスキュー隊員が持参した折り紙やお絵かきセットで遊ぶこともあります。あまりはしゃがないよう、ゆっくり過ごすことを心がけています。
親御さんの帰宅は18時~18時半です。夜間特約がある場合は20時まで。保育時間はこどもレスキュー隊員一人につき10時間半までなので、10時間半を超える場合は、リレー形式で交代します。
親御さんに「病児保育記録」をお渡しして終了です。
──「病児保育記録」の中身は?
体調や体温の変化や排泄回数、食事の量、遊びの内容まできめ細やかに記入しています。
──「添い寝で寝かせてほしい」「洗濯物を取り込んでほしい」などのリクエストには応える?
小さいお子さんの場合、寄り添ってトントンして寝かせるのは定番ですね。
目を離さないのが保育の基本なので、洗濯物を取り込むなどの家事はしません。お子さんが転落する危険もあるので、基本的にベランダへの窓は開けませんね。親御さんにご説明するとだいたい納得してもらえます。
添い寝で寝かしつけた後も、5分毎に呼吸確認するなど、実の親のようにしっかりみてくれる
──保育の現場から事務局へのフィードバックは?
こどもレスキュー隊員自身の振り返りは、業務日報でフローレンス事務局に戻しています。
親御さんからのアンケートはスタッフ全員で共有し、サービス改善に努めています。