エレベーター保守点検の人を不審者と間違えた小4娘
横山弘子さん(仮名)(写真・右)
DUAL編集部 未経験の親としては、小学4年生に朝から晩まで一人で留守番をさせることって大変なのでは? と思えるのですが、実際はどうなのでしょう?
横山 うちの子どもが上が女の子で下が男の子。2人を比較すると、やはり女の子のほうがしっかりするのが早い。上が男の子だったらこれほど安心して小4に留守番を任せるのは無理だったのでは? と感じてしまいます。
今朝、娘に「小4のときの一人っきりのお留守番ってどうだった?」って聞いてみたら、最初は「マンションの上の部屋で何かガタッて物音がすると、ビクッとなって怖かった」と。
そういえば、ちょっとした騒動もありました! 娘が帰宅して家に入ろうとしたら、廊下にいたおじさんと目が合ったらしいんです。「見られている」と思ったら急に怖くなって、慌てて家に入ってカギを閉めたようです。それで、玄関ドアののぞき穴からそっとのぞいてみたら、まだこっちを見ていて恐怖心が倍増した、と。
娘は慌てて私とパパに電話したのですが、どちらも留守電。仕方なく学校の先生に電話をして「知らない男の人が見ていて怖いから家から出られない」と説明したんですね。それを聞いた先生が私に連絡しても留守電のままだったので、同じマンションに住んでいる同級生のお母さんに連絡をして、そのお母さんがわが家の様子を見に来てくれたんです。
そのお母さんが心配してインターホンを鳴らしたんですけれど、娘は、その知らないおじさんが来たと思ってパニックに。ちょうどそのとき留守電を聞いたパパから電話があって、「電話しながらのぞき窓からそっと見てみてごらん」と言われてのぞいてみたら……、友達とそのお母さんだったから一件落着、と(笑)。
後でマンションの管理人さんに聞いたところ、その日はエレベーターの保守点検の日。作業員の人とたまたま目が合っただけじゃないか、ということでした。でも、子どもを責めるワケにもいきませんし、オートロックとはいえ万が一ということもありますからね。
―― そういうことも頭に入れておかなければいけないのですね。カギを無くすといったトラブルもよく聞きますがどうでしたか?