娘が大好きなうどんを作ってみる
共働きのDUAL世帯にもかかわらず、まったく料理ができないライターの大山くまおが、料理家の本田明子さんに料理を習ってしまおうという企画がいよいよ始まりました(なぜ始まったのかという経緯は前回「料理をしたことがないパパが娘のために料理に挑戦」をお読みください)。
本田明子さんと大山くまお。笑顔を装うが、大山の表情に余裕がない。
第1回は、大山のリクエストで「うどん」です。僕自身もうどんは好きですが、何より3歳の娘が大のうどん好きなのです。チャッチャと手早くおいしいうどんを作って、妻と娘から尊敬されたい……。おお、がぜん、やる気が出てきましたよ!
一つの料理を作るうえで、大事なポイントは一つか二つしかないと前回のインタビューでおっしゃっていた本田さん。うどんに関して大事なのは、一にも二にも「だし汁を取る」こと。ここをしっかりとクリアすれば、おいしいうどんは簡単にできるのです。
今回は「とりうどん」と「肉うどん」に挑戦します。まずは「とりうどん」のレシピから。
さっそく本田さんからいただいたメモを持って買い物に行きます。
まぁ、いくら僕が料理しないからといって、買い物ぐらいワケありませんよ。……と思って、意気揚々と買ってきた材料をテーブルに並べてみたところ、本田先生の目がキラリと光りました。
「さっそく間違ってますねぇ」
えっ! 間違ってる?