子どもたちを競わせ、ほめて、自信を伸ばす「伸芽'Sクラブ」
■伸芽’Sクラブ■
幼稚園受験や小学校受験に対応した未就学児の託児でも知られる伸芽会の学童保育「伸芽’Sクラブ」。低学年のうちからしっかり学習に取り組むことと、しつけや礼儀面、心の教育など情操教育を行っていくことを二本の柱に据えています。できることが増え、心が育っていくと勉強もできるようになります。学習と情操教育は一心同体であると捉えています。
夏のキャンプにも、そういった指導方針がはっきりと見てとれます。人は向かうべき目標があればこそ意欲を持って進めます。目標へ向かう一つ一つの段階で人より早くまたは上手にクリアでき、それを周囲からほめられると自信を持ち、より頑張ろうとするものです。
伸芽’sクラブでは、学習と情操教育は一心同体であると捉えている
7月31日~8月2日に長野県白馬村で開催される「夏の林間キャンプ」で子ども達を競わせ、ほめ、自信を付けさせるための仕組みづくりを行うのは、株式会社伸芽会の託児局課長・利倉常高(とくらつねたか)さん。
「まだ仮の案ですが、例えばキャンプ場に着くと、白馬村村長から手紙が届いている。手紙には『300年前の明後日、川が大氾濫した。今年はそのときと条件が非常に似ていて、もしかすると8月2日、森が崩れてしまうかもしれない。それをくい止められるのは君達しかいない。アスレチックやハイキング、飯盒炊爨などでミッションをクリアするたび、一番優れていたチームに青・赤・黄色などのボールが神様から届けられる。7つそろえば、川の氾濫を止められる』などと書かれている…というようなストーリーを展開します。子ども達は白馬村を救うという目標へ向けて、他チームと競いながら、一つ一つのイベントを確実に、真剣にこなしていくことになります」(利倉さん)
目標に向かう真剣さは子どもたちの心をひとつにし、ケガや事故も起きづらくなるという効用もあります。
英才教育と聞くと、詰め込み主義のように思われるかもしれませんが、情操教育と一体となった伸芽'Sクラブのプログラムはなんともユニークであり、かつ意欲的で、そして楽しく展開されていることが分かります。自然の中のキャンプはそれだけで十分子どもを成長させてくれます。そこに“目標へ向かい、それを達成する”という意義を組み込んだ伸芽’Sクラブのキャンプは、さすがとしか言いようがありません。
夏休みの8月中には週1回、午前中に1~2時間、「巨大恐竜作り」「すいか割大会」「夏祭り」「夏のうちわ制作」といったイベントも開催。子ども達は楽しく過ごしつつ、心を豊かにしていきます。それらは各校舎で開催のため全員参加できますが、「夏の林間キャンプ」は定員40名で、キャンセル待ちが多数出る人気ぶりです。