自分の強みやキャリアプランを考え抜いた人が成功を勝ち取る
株式会社KEY ROLE代表取締役の兼吉ともこさん
ワーママが転職活動をする際、「突発的な残業に対応できないことがある」「子どもの病気で急に休まざるを得ないことがある」「泊まりの出張に行きにくい」などという面や、20代でフットワークが軽い女性に比べると年齢を重ねているという面が採用にマイナスになりがちです。
ところが「自分自身の強みや、なぜ仕事をしたいのかなどを考え抜き、突き詰めていくうちに見違えるように堂々とし、いい転職をしていくワーママもいます」と、人材紹介や転職紹介を行う株式会社KEY ROLE代表取締役の兼吉ともこさんは話します。
「ワーママは忙しさのあまり、自身の強みや経歴、アピールポイント、将来の姿などについてじっくり考えたことがなかったと言う人が多いです。でも転職活動をきっかけに、半年くらいかけて自分を見つめ直し、『今後自分はこのように成長していきたいです』と面接でしっかりアピールできるようになる方もいます。そのような人はほとんど採用が決まりますね」
兼吉さんの元へ相談に来るワーママのうち、将来のキャリアプランを描けていない人が約7割を占めるといいます。転職を機に自分自身を見つめ直すことで、そのうち6~7割の人が自身の強みを見つけ、正社員や紹介予定派遣などで新たな道を進んでいくそうです。
自分の強みや今後のキャリアプランなどを考え抜いたうえで、転職に成功するワーママの特徴について、兼吉さんが挙げるのが以下の3つです。
では、この内容を順番に詳しく見ていきましょう。