ケンタくん(マコトさんとカオリ所長の子ども) 「やだ、外に遊びに行く!」
カオリ所長(DUAL時短ラボ所長。一児の母) 「ケンタ、もうすぐお客さんが来るから、退屈がらないで我慢して」
マコトさん(所長の夫でフリーライター) 「二人とも、早く来てくれ~~」
エリちゃん(いつも元気な研究員) 「こんにちは-!」
ケンジくん(ちょっと人見知りな若手研究員) 「お邪魔します」
カオリ所長 「ばっちりのタイミングね」
ケンタくん 「エリちゃん!!!!」
マコトさん 「夏のピクニック以来すっかり懐いちゃったな……」
ケンジくん 「マコトさん、不満そうですね」
マコトさん 「そ、そんなことないよ……」
カオリ所長 「さて、ホームパーティーなんて言ってみたものの、突発的に決めたことだから何も用意してないわ……何か食べるものを用意しなくちゃ」
エリちゃん 「手伝いましょうか?」
ケンタくん「だめ! エリちゃん遊ぼう! パパがお手伝いして!」
マコトさん 「ひ、ひどい……」
カオリ所長 「じゃあ二人にケンタの面倒を見ててもらっていいかしら」
ケンタくん「やったあ! これで遊ぶ!」
エリちゃん 「ええっ、これは・・・・・・ビニールプール?! ちょっと季節外れじゃ・・・・・・」
カオリ所長 「あ、違うのよ、夏はもちろんプールとして使ってたけど・・・・・・エア遊具って聞いたことない? 底に厚めに空気が入るから、トランポリンとして遊んだり、ボールを入れたらボールプールとして、室内でも遊べるってわけ。最近のケンタのお気に入りよ」
エリちゃん 「へえ~~面白い! 最近はいろんなものがあるなあ」
ケンジくん 「それにしても大きい・・・・・・空気入れるのも一苦労だろうな・・・・・・」
エリちゃん 「あ! ああ~~・・・・・・」
ケンジくん 「うう、仕方ない・・・・・・。力仕事でしょ。僕がやるよ・・・・・・」
エリちゃん 「ケンジくん! さすが!」
ケンジくん 「調子いいんだから……」
マコトさん 「ハハハ、気負わなくても大丈夫。これを使って」
パワフルな空気注入でみるみる膨らむ。コンパクトで800gと軽量
エリちゃん 「ただの空気入れじゃないですか」
カオリ所長 「『ダブルアクションポンプ13000』を甘く見ちゃ駄目よ。ケンジくん、ちょっと使ってみて」
ケンタくん 「トランポリン! 早く!」
ケンジくん 「やるよ、やりますよ……あれ?」
エリちゃん 「どうしたの」