はんこを押すように簡単にのり付けできる
マコトさん(カオリ所長の夫でフリーライター)「あれ? どこ行った……(ごそごそ)」
エリちゃん(いつも元気な研究員)「何をやってるんですか? マコトさん」
マコトさん「ん? 領収書を紙に貼り付けてるんだけど、1枚どっかにいっちゃって…おっ、あったあった」
エリちゃん「そこは所長の席ですよ……って、人の話、聞いてます?」
マコトさん「堅いこと言わないでよ。いないんだからいいじゃない、ここがいちばんスペース広いんだから」
エリちゃん「もー、所長に言いつけますよ」
マコトさん「帰ってくるまでには終わるからさ。そうだ、のり貸してくれない?」
エリちゃん「……(仕方なくのりを手渡す)」
マコトさん「ありがとう。……わっ、またはみ出しちゃったよ。のり付けって結構難しいんだよなー。ねぇケンジくん、いいグッズ知らないかな?」
ケンジくん(ちょっと人見知りな若手研究員)「僕ですか? そうですよねー……これ使ってみます?」
ボディーカラーは、ピンク、茶、グリーンの3色からチョイス
マコトさん「何だ、これ?」
ケンジくん「『はんこのり』っていうんですよ。その名の通り、ポンポンって、はんこを押すようにのり付けできるんです」
マコトさん「おー! シャチハタを使う要領でのり付けできるのか。これ面白いなー。ポンポンッと。これならはみ出さないし、手も汚れないな」
エリちゃん「手で紙を押さえなくても押せるみたいですね」
ケンジくん「領収書だけじゃなくて、切手やメモみたいな小さいものを貼るときに便利なんですよ」
マコトさん「でも、のり付けできる範囲が小さいから、大きいものを貼り付けるときは大変そうだな」
ケンジくん「そんなことないですよ。ローラーが付いてるから、ラインに沿ってのり付けすることもできるんです。押し込んだまま、スライドさせてみてください」
マコトさん「はんこを押す要領で押し込んで、スーッと、おー! すごいすごい」
エリちゃん「へ~、テープのりにもなるんだ。ちょっと私にもやらせて~」
ポンと押すだけで簡単のり付け、そのままスライドさせればライン付けもできる