30代後半で第一子を産む「高齢出産」家庭は、教育費過多になりすぎぬよう
教育費というテーマで共働き世帯のお金事情を考える場合、要注意なのは最近の家庭に多い「高齢出産タイプ」です。「高齢出産」とは30代後半で第一子を出産した場合を設定しました。
このタイプは子どもが生まれたときの親の年齢が高いため、子どもの友達の家庭より世帯年収が若干高くなっていることがあります。収入があるため、小さいうちからどんどん幼児教育や体操教室、英語塾、体験学習イベントに通わせるなど習い事を増やしたり、学校も私立に行かせようとしたりなど、長期にわたって教育費はかさみがちです。
親と子の年齢を考えながら家計をコントロールしよう。
では30代後半に出産した家庭は教育費でどんな注意点が必要なのでしょうか。そもそも、習い事も含めた子どもの教育費は大体どのくらい掛かるかご存じですか?
さっそく次ページから親の年齢、収入と支出、可能な貯蓄額をもとにチェックしていきましょう。