「決まり」と「予定」を作ることで取り組みやすい環境を
主幹教諭の別府美典先生
「自主的、主体的に学ぶ子ども」を育てることを目標に、中学受験を視野に入れた学習プログラムを行う東京都市大学付属小学校。宿題も5年生以上では塾との両立を考えて量を調整し、学校や塾の宿題をきっかけにして、児童自身に「学ぶスケジュール」を考えさせる独自の取り組みを行っている。
かつては専業主婦家庭ばかりだったというこの小学校でも、時代とともに以前より共働き家庭が増えている。
そこで、前回の記事に引き続き、自身も共働きで子どもの中学受験を経験したという同校主幹教諭の別府美典先生に、教育現場での豊富な経験に基づく共働き家庭へのアドバイスをお聞きした。