一度きりの人生を120%楽しむために必要な「人生ポートフォリオ」
川島高之さん
元祖イクメンの川島高之さんは、時間の使い方についてこう語ります。
「人生は一度きりだから120%楽しまなければ損。私が大事にしている3本柱のポートフォリオとは、『家事や子育てなどライフ(私生活)にしっかり時間を取る』『地域活動や社会貢献などのソーシャル(社会活動)にコミットした活動をする』『そしてワーク(仕事)に最大限の努力をする』ということです」
川島さんは「私のワーク・ライフ・ソーシャルの配分は、精神的には均等です。でも、実際に費やす時間を考えると均等とはいきません」と言います。
時間配分を見ていくと、睡眠・風呂・移動などの生活に必要な時間を除くと、1週間に100時間程度が“3本柱用”に使える時間。ライフの時間は家事、育児など家族と過ごしたり、一人で趣味や勉強、リラックスに当て、ソーシャルの時間は子どもの学校のPTAや、NPO活動に当てています。
ポイントは「ワーク・ライフ・ソーシャルにかけられる時間の長さが、年代によって変わる」という意識です。次ページからは「年代別の時間ポートフォリオ」の図表を見ながら、詳しく説明していきます。