“保活の壁”を無くしたい。実体験から生まれたサービスを開発
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私は1年半以上かけて、保育園経営のための準備を進めると同時に、 保育園探しのアドバイスをする「保活アドバイザー」というサービスをスタートさせました。これは、通常は保護者が自力で行う“保活”の一部を代行するというサービスで、自分自身が感じた矛盾や壁を乗り越えるために欲しかった支援そのものです。
個人的には、このサービスを手掛けることによって、保育所経営に生きるノウハウや実績を蓄積することにも役立てることができます。しかも、開始時に必要なのはパソコンと電話だけ。夫と子どもがいるため、起業リスクを最小限に抑えながら、身の丈サイズで始められる事業であることも重要でした。積極的な広告は打たず、告知はホームページのみに。それでも、これまでに都内のご家族の保育園入園をサポートさせていただきました。
「将来的には保育園を経営したい」という思いで活動してきたため、リサーチのために行政を回って得た情報や、法律面の知識も蓄えていました。母親としての気持ちも、保育士の考えや現場の事情も分かります。
既に「自治体の保育事情・制度の解説」「希望条件に沿った保育園マップ・リストの提供」「保育園の見学代行」「書類作成のアドバイス」などのサービスを開始しています。「自治体ヒアリング」「保育所への問い合わせ」「見学代行」などでは、保護者の方が特に聞いておきたいところなども踏まえ、園選びや実際に園に通うときに関する利便性について、ヒアリングや資料などを通じて調査し、報告書にまとめて提出しています。