内覧14軒目で見つけた理想の家
今度は現地の人も部屋を借りるときに利用する「Craigslist(クレイグスリスト)」という掲示板サイトを使い、一軒一軒大家さんに直接コンタクトをとり、内覧をする家探しが始まりました。途中、1週間の休みを取り、ハワイに合流した夫のサポートもあり、ワイキキから車で10分ほどのローカルタウン・カイムキにある一軒家の一階部分を間借りすることに。広々とした庭にはプールもあり、その脇では大きなプルメリアの木が枝を広げ、親子にとって最高の環境です。
ワイキキでお部屋探しを始めてから、通算14軒目の内覧の末にたどり着いたお部屋でした。実はこの豪邸は、「For Sale」、つまり売りに出されており新しい家主が決まったら1カ月以内に退去する約束でした。その分格安の賃料も魅力で、結局7カ月住みました。
(左)夫もハワイで家探しに緊急参戦。家族皆で内覧に出向き、ダイヤモンドヘッドを見下ろす丘の上の素敵な家に巡り合いました
(右)はだしのまま芝生の庭に出られる家で、毎朝プルメリアの花を拾っていた娘。ワイキキ脱出を機に、私もコワゴワ車の運転を始めました
海の見える小学校へ入学
家探しがひとまず落ち着くと、既に季節は5月。卒業のシーズンです。3月に入園した娘は、ハワイで5歳の就学年齢に達しており、なんと3カ月でスピード卒園することに。夏からは公立の小学校のK学年(キンダー)に入学です。米国では、子どもが学生ビザの同伴者ビザ(F2ビザ)を持つ場合、現地の公立小学校に通えます。※1
娘もこの恩恵を受け、中庭にヤシの木が生え、校庭から太平洋の雄大な景色が見える丘の上の小学校に入学しました。そして英語力も、グンとアップしていきます。(「下」へ続く)
プレスクールの卒園式。ハワイではお祝いにレイを贈るのが習慣で、青いガウンを着た娘もたくさんのお菓子のレイを頂きました
※1)「米国ビザ申請公式HP」より