離乳食を食べる姿が板についてきた7カ月のわが子ですが、オッパイへの執着は強くなるいっぽうです。お風呂や着替えのとき、オッパイが視界に入るやいなや吠えるし、ボタンなどの突起物もとりあえず口に含まないと気が済まない様子。
立派なオッパイ星人へと成長してくれて、母はうれしいよ。
最近、ブラウンシュガーファーストのオーガニックアップルソースが便利で、よく使っています。料理に入れるとおいしくなるし、ヨーグルトやアイスへのトッピングや、ドレッシングを作るときにも重宝します。小分けのパックもあるので、離乳食にピッタリ! そのまま食べさせてもいいし、裏ごしした野菜と混ぜて自然な甘みを出したり、りんごのパンがゆにしたりしています
さて、この連載も4回目。過去の記事を読み返していて、あることに気がついてしまいました。
私…、子育てが大変だってことしか書いてない…!
子どもが生まれて毎日幸せなのは、語るまでもなく大前提なわけでして。そのうえで「でもやっぱり、大変なことってあるよね」と読者の皆様に共感していただけたらと書いているのですが…。私があまり大変そうにしていては、夫にも子どもにも申し訳ないなと思ってしまいました。
私にとって本当に大変だったのは、慣れるまでの最初の数カ月。泣いてばかりの新生児期を乗り越えたらずいぶんとラクになり、今は毎日楽しくママやらせてもらっています。
大変なことを伝えるときには、ちゃんと喜びも表現しないといけないですね。これは、仕事のときだけじゃなく日常生活でも。最近は、友達から「子育てどう?」と聞かれたら、まず楽しいことを話してから「でも、子育てって大変だね~」と言うよう気をつけています。これから子どもを産もうと考えている人に対して、その意欲を潰してしまっていたとしたら不本意でもありますしね。
ラクをしないことが美学、と思ってしまう私の性分
それにしても、産んでからの数カ月間、なぜ私はそこまで大変だと思ってしまったのでしょうか。もちろん、初めてのことは大変で当たり前なのかもしれませんが、子育ての環境にはかなり恵まれていたはず。あんなにしんどいと感じたのは、私の「性分」にも問題があるんじゃないか、と思い至りました。私は何においても、ハードモードでやらなければいけないと思ってしまうところがあるんです。
出産のときもそうでした。私が産んだのは和痛分娩ができ、9割の人が和痛を選ぶ病院でした。もともと私は注射1本でも大騒ぎするほど、痛みに弱いタイプです。「出産は絶対に和痛しかありえない」と決めていました。
それが、自然分娩を経験した友達の話を聞くうち、「みんなそんなに痛いのを我慢して産んだのか…。じゃあ私もやってやろうじゃねえか!!」と変な闘志を燃やし、その病院では少数派だった自然分娩を選んだのです。