娘の中学校入学で、父の「お弁当男子」生活が再スタート
一時期「お弁当男子」なる言葉が流行し始めた時期があったのをご存じだろうか。読んで字のごとく「お弁当を作る男性」のことだ(まあ「男子」というのは「女子会」みたいなもので、筆者のようなオヤジ相手でも目くじら立てずにご容赦いただきたい)。仕事場の近くに定食屋やレストランなどのちょうどいい食事場所がない、節約のために自炊しているなど、「お弁当男子」になる理由は様々だろう。
筆者の場合、愛娘の進学によって「お弁当男子」復活と相成った。幼稚園のときは毎日弁当を作っていたのだが、小学校入学で給食生活がスタートしてホッと一息。そこで解放されたかと思いきや、中学生活スタートと同時に弁当生活も再スタートしたというわけだ。
筆者がこれまでに作ったお弁当の一部。改めて見ると定番の玉子焼きの他、似たような色合いのものが多いことがよく分かる
幸い筆者の場合、毎日会社に出勤するわけではないので、時間に余裕はある。とはいえ、毎朝5時に起きて約1時間かけて弁当をこしらえるのはなかなかつらい。そこで今回から、筆者の仕事のテーマである「家電」で毎日の弁当ライフを少しでも楽にできないかということを追求していきたい。
第1回は、シャープが2015年11月に発売した注目の調理家電「ヘルシオ ホットクック」で作る弁当ライフを紹介しよう。