シアサッカージャケットは、しじら織りと呼ばれる凹凸の部分と平らな部分が組み合わさった縞模様の生地でできたジャケットのこと。コードレーンジャケットのコードとは畝(うね)のこと。コットン素材で表面に畝が入ったジャケットのことで、白いコードは涼しさを感じます。ニットタイとは、シルクやコットンなどで編まれたネクタイのこと。涼しげで、意外と色々な服に合わせやすいです。プルオーバーシャツは下までボタンが無く、かぶって着るタイプのシャツ。第1ボタンが空いていてもだらしなく見えずスポーティな印象です。
シャンブレーシャツは平織りのシャツのこと。一方デニムは綾織りという織り方で、斜めに見えます。アイコンジャケットのアイコンとは「アンコンストラクション」の略で、通常ジャケットのつくりではなく、シャツやカーディガンのように羽織るだけでジャケット風に見える上着を指します。
モカシンシューズは、靴の甲の部分に紐がなくU字型の革一枚で作られた靴のこと。足がすっと入るので英語でスリップ オンと呼ばれる。ワラビーはモカシンタイプの靴をくるぶし辺りまで高くし紐を付けた靴。ワラビーとはカンガルーの一種の名前でもあり、チロル地方の登山靴が原型との説もある。デザートブーツは本来はデザート(砂漠)を歩くためのくるぶしまでのブーツ。底にクレープソール(生ゴム)を使用。底と上部のスエード素材を砂が入らないような製法で縫い付けている。
(左から)ワラビー、デザートブーツ、スリップオン(ローファー)
ジャケパンスタイルなら、誰でもサマになる
5度から7度のアイテムを見ると、カジュアル感のあるジャケット+パンツのジャケパンスタイルが基本です。
「ジャケットは、普段からスーツで着慣れているので着やすいです。ジャケットの代わりに薄い綿の細番手のカーディガンを合わせても良いでしょう。高めのVネックを選べばきちんと感もあり、脱ぎ着も簡単で温度調節にも便利、誰にでも似合います」
ジャケパンスタイルに必要なアイテム選びのポイントを紹介しましょう。
ジャケット
見た目も涼しい素材のジャケットを選択。麻100%のものはシワになりやすいので注意。カラーはネイビー等のブルー系がおすすめ。
■ サマーウールのジャケット
■ 綿のジャケット
■ 麻混のジャケット
パンツ
センタークリース(真ん中に折り目)のパンツを選択。サマーウールならグレイ系、チノパンはベージュ・オリーブがおすすめ。
■ サマーウールのパンツ
■ チノパン
シャツ
ネクタイを外し、第一ボタンを外してもだらしなく見えない襟元のシャツを選ぶ。セミワイド、ワイドカラーであれば、ネクタイスタイルでもOKなので、1年中使える。無地の白、ブルー系。ストライプ柄なら白ベースに細めストライプがおすすめ。
■ ボタンダウンシャツ
■ セミワイド・ワイドカラー
■ ホリゾンタルカラー