夏休み真っ最中。もう、どうしてそんなに体力があるのか?というほど全力で夏を楽しんでいる子ども達はキラキラしていますよね。そんな子ども達の姿を見て、もっともっとステキな夏にしてほしい!と思うパパさん! 使える役立つアイテムで夏をバックアップしてあげませんか?
そう。どうしてもはじける夏に「遊び」を重視して、おもちゃやゲームを選びがちのパパさんもたくさんいるでしょう。しかし!夏は「遊び」だけじゃなく「学び」も重要!
というわけで今回は「学び」をテーマにパパからわが子に贈ってほしいオススメのアイテムをご紹介します。なんといっても、学びのプレゼントは、ママに相談しないで選んでもほとんど怒られることがない、パパにとっては貴重なケース(苦笑)。ぜひぜひ有効に活用していきましょう。
お盆が勝負!?ランドセル選びはお早めに!
学びのアイテム達を収めて運ぶランドセル。次の春に小学生になるお子さんがいるパパにとっては気になるものです。とはいえ、実際に使うまでにはまだ半年以上。まだまだ買うのは先でしょう、なんてのんきに構えているパパさん!甘い!ランドセル業界にとってはこのお盆がメーンの商戦となるんです。その理由はもちろん、帰省。平均価格は年々上がっていて、今はおよそ5万5000円くらいと高騰しているランドセルを買うにはやっぱりおじいちゃん・おばあちゃんからの金銭的なサポートは必須ですよね。
そんなわけで帰省のタイミングでおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に選ぶというケースが非常に増えているんだとか。ただ、その商戦は年々早まっているそうです。
「昨年は8月から9月にかけてがピークでしたが、今年は7月から8月にかけてがピークになると思われます。そろそろ品切れの心配も出てきますね」
そう話してくれたのは「天使のはね」などでおなじみのランドセルメーカー、株式会社セイバンの広報、上田さん。メーカーによっては、販売スタートから数日で売り切れてしまうという、プラチナチケットさながらの事態もあるという話を聞きますが、いったいなぜこんなに早い段階で売り切れてしまうのでしょうか?
「最近はSNSなどで情報が広がるのが早いと感じます。なので、いいものがあるとあっという間に情報が拡散されて人気が集中することがあるようです」(上田さん)
なるほどランドセル業界も情報戦なんですね・・・すごい。そんなランドセル事情、多色展開が当たり前になっていますが人気の色はなんでしょうか?
「男の子はやっぱり黒が人気。主流の黒に、赤や金などステッチの色変えでデザインに遊びを持たせる傾向があります。女の子はかなり多様化していますが、一番人気はピンク、次いで水色や紫です。素材にこだわるケースが多くて、キラキラしているパール素材は人気です」(上田さん)
女の子イコール赤という時代が終わっていることは分かっていましたが、ピンクに次ぐのが水色や紫だったのは少し意外かもしれないです。一方、機能の面ではどうなっているのでしょうか?
「今年の4月に発表したものは、背中に接する部分の生地にこだわりました。吸湿と放湿を繰り返すブレスレザーを採用し、従来品に比べ背中のムレを解消しました。そして、最近は一部のメーカーも巻き込み事故などの危険に備えて、給食袋などをひっかけるサイドフックに、一定の力が加わると外れる安全ナスカンというものを使用することが多いのですが、セイバンではこれを強化していて、1年生児童の平均体重よりも軽い約15キロの負荷で外れるものを使用しています」(上田さん)
快適性と安全性。毎日使うものだからこそこだわりたいという親御さんの思いに応えるべく進化を続けるランドセル。パパとしてもしっかり最新情報をチェックして売り切れ前にゲットしないといけませんね。
セイバンでは男の子は黒、女の子はピンクに次いで水色や紫のランドセルが人気
文具ソムリエール菅未里さんがセレクト!
夏休みには宿題もつきもの! そして、中学受験を目指している子にとっては“勝負の夏”だったりもするわけです。というわけで夏の学びアイテム。続いてはダイレクトに「文房具」です。
セレクトしてくれたのはメディアなどで活躍中の文具ソムリエールの菅未里さん。小学生のころ、コミュニケーションを取るのが得意じゃなかったときに、色々な形の消しゴムを持っていたことでたくさん友達が増えた経験から文房具を愛するようになったという菅さん。今回はパパからわが子にプレゼントしてほしいオススメの文房具を5つ選んでいただきました。