いつもキレイにしていたいという願望はあるものの、ワーキングマザーになると育児と仕事に追われて、自分の髪のことはつい後回しになってしまう――。ママ達の「あるある」ですね。
ですが、髪の毛の質が低下していくと、全体的に疲れたように見える、実年齢よりも上に見える、といった印象を周囲に与えかねません。顔のすぐ近くにあり、後ろ姿の主役にもなり得る髪の毛は、本人が思っている以上に人の記憶に残るパーツ。子育て中のママとはいえ、ないがしろにすべきではない、お手入れ重点ポイントでもあるのです。
「髪は女の命だから」と毎日の入浴の際、10歳の娘に言い聞かせながら共にケアをしているのは、芸能人をはじめ年間8000人の女性が訪れるマタニティ&ママのための鍼灸マッサージ院「天使のたまご」を経営する藤原亜季さん(38歳)です。健康的なサラサラヘアを維持する裏には、日々続けている様々な習慣がありました。
3人の子を産んだママである、ベビーシッターサービス「キッズライン」社長の経沢香保子さん(43歳)は、若い女性から美を保つコツを相談されると、「頑張っておしゃれをしなくてもいい。その代わり、髪のつや・肌のつや・体形の3つを守ればいい」と、肌、体形と同列に髪の重要性を伝えるそうです。
日本初の家事代行サービス会社「ベアーズ」で専務取締役を務める高橋ゆきさん(47歳)は、「髪も含めて美の追求に終わりはありません。だってその人の生き方が表れるんですから」と言葉に力を込めます。17歳になる娘にも、物心ついたときからこのように教えてきました。
「この人はどうしてこんなに美しいの?」と常々不思議に思っていた女性経営者達を、今回の特集では突撃リポート!現れただけでその場が華やぐ美しさには、やはりワケがありました。
次ページからは、女子会でしか聞けないような普段からの心構え、ワザ、愛用グッズをたっぷり聞き出してきましたので、皆さんにもぜひ共有していきます。取材班がすぐにでも心を入れ替え実践しようと決心した、説得力ある「美髪の習慣」が満載です。
左/「天使のたまご」の藤原亜季さん。中/「カラーズ」の経沢香保子さん。右/「ベアーズ」の高橋ゆきさん