正しい位置とフィット感が大切
「メガネは医療機器」というコンセプトのもと、安全かつ、子どもが楽しく自慢してかけられる眼がねをそろえる「こどもメガネ アンファン」の岡田心平ディレクターに、眼がねをつくる手順と押さえるべきポイントについて教えてもらいました。まずは、「フレーム選び」から。子どもの目と目の距離や顔の幅を考慮したフレーム、耳までの距離に合わせたテンプル(耳にかけるつるの部分)など、サイズに合ったものを選んでいきます。
幅が広く、縦が短い子どもの顔の特徴に加え、顔の大きさや目・鼻のバランスはそれぞれ違うため、きちんと計測することがサイズ選びの重要なポイント
大人でもかけられるようなウェリントンシェイプの「プラスター」シリーズはチャイルド、ジュニア、ティーンズで展開(2万3000円、レンズ代は別)
「こどもメガネ アンファン」では0歳から使える「ベビー」、未就学児から小学校低学年向けの「チャイルド」、小学校高学年向けの「ジュニア」、中学生を対象にした「ティーンズ」と、子どもの成長に合わせてフレームを展開していて、すべて合わせると300種類ほどの中から選べます。
「目の機能は8歳ごろまでにほぼ完成するといわれます。アンファンでは、子どもの精神発達の妨げにならないよう、お子様がポジティブにかけられるフレームを0歳からオリジナルで開発して取りそろえています。フレームのデザインは、大人用の眼がねをそのまま小さくするのではなく、広い顔幅や低めの鼻といった子どもの顔の特徴に合わせて設計されています。逆に、フレームの生地については大人と同じ素材、色や柄を使用し、最近は特に子どもらしい『かわいい』ものよりも『おしゃれ』なデザインがトレンドです」と子ども用眼がねの傾向を話すディレクターの岡田さん。数ある種類の中でも子どもが興味を持って、かけたくなるようなデザインやカラーのフレームを選んであげましょう。
最近は、男女ともにかわい過ぎない、おしゃれなデザインが人気。フレームの価格は2万円前後