家族構成によって、最適洗濯機が変わる!?
洗濯機を選ぶ際、留意してほしい点は他にもあります。例えば、容量。その家族にとって必要な容量は、簡単な計算式によって算出できます。一人当たり、1日分の洗濯物は1.5キロなので、家族の人数をかければ、1日の洗濯物の量は算出できます。例えば、家族四人であれば、1.5キロ×4人=6キロ。それを2日に一回洗うのであれば、6キロの2倍、つまり12キロの洗濯物になるので、それだけの容量が必要ということになります。
その他、最近では「家庭で洗える布団」などもありますので、そういったものを洗いたい場合、シングル布団を2枚洗うとなると10キロになるため、それだけの容量が必要になります。
あとは洗濯機のサイズですね。洗濯機を購入する前に、自宅の設置スペースの寸法を測っておくことを忘れずに。その他、給排水の位置やコンセントの位置、防水パンの寸法なども必要になります。
洗濯する時間帯も考えておく必要があります。例えば洗濯乾燥機の場合、洗濯が終わるまで時間がかかりますから、あらかじめタイマーを設定し、早朝に洗濯して起きるころに出来上がるようにしておけば便利です。起きて洗濯物を取り出した後、もう一度洗濯機を回して出かける前に干すこともできますし、外出から戻ってくるころに洗濯が終わるように、次の洗濯のタイマーを仕掛けておくこともできます。
その場合、早朝に洗濯するわけですから、静音性も大切な要素になります。洗濯機は、洗濯時、脱水時、乾燥時について、それぞれの音を「デシベル(db)」で表示しているので、確認しておきましょう。
では、いよいよ洗濯機を選ぶフローチャートに進みます。下の質問にYesとNoで答えてください。
さて、あなたはどのタイプでしたか? それぞれのタイプの特徴と、タイプ別最適洗濯機の紹介は、明日公開の記事で解説します! どうぞお楽しみに!
(解説/戸井田園子 取材・文/井上真花)