「生意気だ」「鼻につく」「また、てんぐになっている」というのも、僕をたたく論調としてありますね。
これは、自分にまだ力が足りないからだ、と受け止めています。
現状のインフラやルールは上の世代によって作られたものだから
だったら、「もっとしおらしくしておけ」との意見もありますが、もうそろそろ、空気は読まなくてもいいかなと思っていまして。
デビューして12年。身内に優しく序列は大事に、という芸能界を見てきました。芸人の世界でいうと、ひな壇芸人が隆盛のときはよりその傾向が強かった。仲間に甘い部活動的な空気が、上の世代を批判できなくさせていて、業界内の新陳代謝を悪くしている。
時代によって正解は変わるのに、現状のインフラやルールは上の世代の価値観が根づいたまま。そんなことって多いですよね。下の世代がけんかしてでもそれを変えようという気持ちでいるほうが、絶対に面白く、より良くなると思っています。
僕個人としては、今いるポジションからもう1つ壁を突破するように、丁寧な仕事をして、120点の実績を出し続けていくしかないと思っています。きっとその壁を自分は突破するだろうと、確信もしています。「なぜだか分からないけれど信じるものがある」って大事。批判の声より、そんな未来に対するわくわく感のほうが強いです。
仕事のストレスですか? …聞かれて今、考えました。
ほぼないです。