リビングにおもちゃやランドセルの置き場を確保
リビクロの背面はリビングに面した棚になっており、テレビやDVDプレーヤーなどのほか、上の棚は大人用の本やカバンを仕舞うスペースに、下の棚は子どものおもちゃやランドセルを仕舞うスペースになっている。
裏動線の背面は、本やカバン、ランドセル、おもちゃなどを仕舞える棚になっている
「リビングはおもちゃが散らかりがちですが、子どもの手の届く場所に収納があれば自分で仕舞えるようになります。またランドセルも置き場に困るものの一つですが、専用の棚を確保すれば片づける習慣が身に付くでしょう」(河崎さん)
庭もLDも見渡せる、“司令塔”のようなキッチン
キッチンは南側の庭に面して配置され、陽射しが差し込む明るい空間で作業しながら、庭で遊ぶ子どもたちの姿を確認できる。コの字型のカウンターは、調理道具の仮置きや配膳スペースが確保できて重宝するという。
「コンロとシンクが二列に配置されているのも、作業効率を高めるための工夫です。コンロが壁側なので換気扇が部屋の中央に出っ張らず、天井がスッキリして室内が広く感じられます」(河崎さん)
もちろんキッチンからはLDも見渡せる。家族がどこにいても様子が分かり、子どもの朝の支度を見守ることもできる。いわば“司令塔”のような存在だ。