フレックスタイムを利用し、超朝型にシフト。夕方以降の家事・育児で活躍
フレックスタイムを利用し、毎朝6時45分に出社する“超朝型生活”を7年間続けています。
結婚前から、「総合職の妻のキャリアを応援したい」という思いがありました。ただ、第1子誕生後、妻が復職するまでは、フルタイムの共稼ぎ夫婦が育児をしていくという現実が、私にはきちんと見えていなかったと思います。長男が誕生してからは、子どもに早く会いたくて、仕事が定時に終わった日は飛んで帰り、風呂に入れたり寝かしつけたりしていました。ところが妻は、復職する少し前に、私にこう言ったのです。
「毎日、何時に帰ってくるか分からない人は、子育ての戦力にはならない」。
戦力外通告でした。
同じ立場の同僚に比べたら「やってるつもり」の自分と、妻の想いは大きく乖離していました。妻にしてみたら“できるときだけできることをやる”のは、戦力でもなんでもなかったのです。
当時の私を、自分で「ポンコツ期」と呼んでいます。とにかくピンボケがひどかった。戦力外通告を受けてからも、飲み会が大好きな私は、「職場のコミュニケーションに必要だから」と理由付けをして、飲み会に参加しようとしていました。すると妻から、「お酒が入らないとコミュニケーションが取れない会社なのですか?」と切り込まれる。返す術はありません。ポンコツな私に妻がダメだしをする度に、私は「ああ、そうか」と納得し、自分の働き方を見直していきました。
そうして出した結論が、フレックスタイムを利用することでした。妻から、やることの多い夕方以降に家にいてほしいと言われ、朝6時45分に出勤し、16時15分に退勤する超朝型生活に切り替えたのです。
公園で駆け回る長男と次男