6歳の長女は1歳のころからテレビが大好き。朝起きるとこたつに入って録画したEテレのアニメを保育園に出かける時間まで見ています。帰宅すると手を洗うやテレビに直行。アニメ、バラエティー、ドラマを食事の時間まで延々と。食後もまたテレビ、お風呂の後もまたテレビ。で帰宅後3時間近く見ていることになります。テレビがiPadに変わる日もありますが、画面を見ていることに変わりはありません。しかし、最近の報道にもあるように、テレビ子守、スマホ子守には色々な弊害があります。目にもよくないだろうし、家にいる貴重な時間にもっといろいろなことを体験させたい。もともとは工作やお絵かき、ラキューが大好き。保育園へお迎えに行ったときに作っている途中だと帰るのを嫌がるほどですが、家ではあまりやりません。どうしたものかとモヤモヤの毎日です。
小学生と保育園児の母。録画したドラマを見終えた日曜深夜にアニメ、Eテレ、ドラマの録画をセットするのがルーティン。数えてみたら30件もあった。我ながらテレビに頼りすぎ!
でも、その原因は完全に私です。
ごはんを作るのは一人のほうが早いから、お手伝いはいいわ。テレビ見てて。
急ぎの仕事メールが来たから、テレビ見てて。
ママがお風呂に入る間、テレビ見てて。
そんなことが度重なり、テレビ子守の癖がついてしまった……。
■ 帰宅後のテレビは1時間までにする
■ 娘が好きな工作、折り紙、ラキューを楽しませたい
■ テレビ子守の罪悪感を無くしたい
■ おもちゃの「夕方セット」と「見せて見せて」で5分持たせる一人遊び作戦
■ 遊び→食事→おふろの切り替えがうまくいく「関与度アップ」術
以前から育児番組や育児誌を通して「幼児の心が読める先生だなぁ」と思っていた発達心理学者の岡本依子さんにアドバイスをお願いすることにしました。保育の現場で乳幼児を観察し、親子のコミュニケーションを研究している岡本さん。今回は「幼児とはどんな生き物か」という基本から始めて、なぜ、ついテレビを見せてしまうのか、夕方のこま切れ時間をどうしたらうまく活用できるかを教えてもらいます!