全国の子どもからの緊急通報をセンターで受信
お邪魔したのは、東京都三鷹市にあるセコムのココセコムオペレーションセンター。GPSによる位置検索サービスと緊急対処員による現場急行サービスを提供する「ココセコムサービス」の“司令塔”です。24時間365日、日本全国からの緊急通報をこの場所で受信し、2800にも及ぶ全国の拠点の緊急対処員への指示を行っています。
ココセコムオペレーションセンター。日本全国からの緊急通報がここに集まる
子どもが困ったり、怖かったり、助けてほしかったりしたときに、ココセコムサービスを搭載したauのキッズ携帯「mamorino(以下、マモリーノ)」の紐(防犯ブザー用ストラップ)を引っ張るか、auのジュニア向けスマートフォン「miraie f(ミライエ フォルテ。以下、ミライエ)」のボタンを押すと「ピピピピピピ……」と周囲にけたたましいブザーが鳴ると同時に、このオぺレーションセンターにリアルタイムに緊急通報が届きます。
「ココセコムサービス」を搭載したキッズ携帯電話「マモリーノ」。紐を引っぱると、ブザーが鳴り、ココセコムオペレーションセンターに通報連絡が行く
2017年1月に発売された、「ココセコムサービス」を搭載したジュニア向けスマートフォン「ミライエ」。側面にある防犯ブザーボタンを2度押しするか、画面の「開始」ボタンをタッチすると、ブザーが鳴り、ココセコムオペレーションセンターに通報連絡が行く
一般的な防犯ブザーは、不審者にブザーを止められたら大人に知らせる術がなくなってしまいますが、ココセコムの場合は、ブザーの音を消しても必ずオペレーションセンターに連絡が行きます。これが防犯ブザーとの大きな違いです。