ママの手作りパンも好きだけど、市販の総菜パンにも目がない娘たち
日経DUAL編集部 幸栄さんは、ご自宅でパン教室を開かれているとのことですが、教室は毎回、生徒さんでいっぱいだとか。
パン教室「toiro(トイロ)」を主宰する、幸栄さん。「toiro」という名は、「十人十色」から着想したそう
幸栄さん(以下、敬称略) 7年前に教室を始めたのですが、最近やっと生徒さんが増えてきて、うれしいですね。生徒さんはママさんやお勤めの方も多いですよ。
―― パン作りは難しそうなイメージがありますが、やってみたらすごく楽しいんだろうなぁと思います。生地をこねて形を作って、好きな具材を入れたりして。
幸栄 柔らかい生地を手でこねていると、童心に帰って気持ちも弾みますし、自然と疲れも癒やされるんです。どんなふうに焼き上がるのかを見るのも楽しいですしね。生徒さんたちの中には仕事から疲れて帰った後にパン作りをすると、リフレッシュして元気になる、という人もいます。
―― それ、何となく分かる気が(笑)。夜な夜なのパン作り、息抜きになりそうです。幸栄さんも、教室以外にもご自宅でよくパン作りをされているんですか?
幸栄 そうですね。時々作ると娘たちは喜びますが、スーパーで売っている食パンも朝食用などによく食べますよ。あと、2人ともヤマザキの「ランチパック」が大好きで「買って、買って!」とせがまれます。あのおいしさにはなかなか勝てないです(笑)。
―― 今回は食パンのラスクを教えていただけるということですが、そちらも普通にスーパーに売っている食パンでいいんでしょうか?
幸栄 はい、もちろん。普通の6枚切りの食パンでラスクを作ります。余って冷凍しておいたものでも大丈夫ですよ。むしろ、焼きたてのパンよりも、時間が経過したパンのほうがカットしやすいですし、焼く時間も少なくて済んで、カラッとサクサクした食感に仕上がります。
―― 余ったパンをおやつに活用できるなんて、大助かりです。それにトースト以外の食べ方も広がるし、何よりおしゃれですよね。ぜひ作り方を教えてください。
食パンがこんがりと焼き上がったラスクに変身。油で揚げていないから、ヘルシーで何個でも食べられる