まるでSFの世界!洗濯物は、ロボットが自動で畳んでくれる
さらに進化した衣類ケア家電をもうひとつご紹介しましょう。それは、洗濯をする人にとって長年の夢だった「洗濯物を自動でたたむロボット」! 乾いた衣類を、自動衣類折りたたみロボット「ランドロイド」の引き出しに入れると、丁寧にたたみ、種類別や持ち主ごとに仕分けします。
仕分けできるのは、棚の数と同じ6個ですが、そのうち家族が登録できるのは5名まで。残りの1つは「その他」になります。家族を登録する方法は、あらかじめ衣類を撮影し、服の持ち主を登録するだけ。あとは、ロボットが衣類を判別し、自動で仕分けします。
こんなことができるのは、人工知能が搭載されているから。人工知能を使えば、今後『この服はそろそろ買い替えどきです』とか『この服はあまり着ていないので処分しては』など、アドバイスしてくれるようになるかもしれません。
ただし、時間はそれなりに必要で、30枚の衣類をたたむのにかかる時間は最長6時間。価格も185万円~と、まだまだ現実的ではありません。しかし、今後こういった製品が安価ででてくるはず。人類は、ついに「洗濯物をたたむ」という作業から解放されるんですね。今後の進化に期待がかかる、まさに次世代家電です!
((解説/戸井田園子 取材・文/井上真花)