なぜ、この女性たちは出世することができたのか?
前日に、自らの幼少期から就職するまでを振り返った14人の女性エグゼクティブたち。彼女たちは、各自の学生時代を思い起こし、「若いころから私たちは『地頭のいいアネゴ肌』の存在だった」という表現で語りました。確かにそういったキャラクターの女性はいます。その中で、この女性たちを男性社会の組織で部長職以上にまで出世させたものは何だったのでしょうか。2日目、彼女たちはまたA~Cの3グループに分かれ、自分たちが就職してから、どんな挫折を経験し、それを乗り越え、社内リーダーとして活躍するようになったか、その軌跡について話し合いました。
入社から現在までのキャリアを振り返る120分のグループセッション
昭和女子大学理事長の坂東眞理子さんはグループセッションにも張り付き、言葉に耳を傾けていました
会の冒頭、運営メンバーの一人が語ります。「初日は、予想以上に中身の濃い議論となりました。もしかするとリーダーとは、生まれてこのかた、ずっとリーダー的な振る舞いをしてきたのかもしれない。そんなふうにも思えてしまいます」