2歳児から豆・水・マスク携帯! 防災の新常識
【防災の常識を問う! 子どもの命を守る行動と備え】(上)震災直後、子に必要なのは「親がいなくても耐えられる備え」
被災時、すぐ必要になる赤ちゃん用の物リスト
「おむつが臭わない袋 BOSベビー用箱型(Sサイズ200枚入り)」1750円。袋サイズは200×300mm
ここまで、子どもに携帯させる防災アイテム、家庭で用意しておくべき子どものための水についてお話してきましたが、最後に、赤ちゃん用として下の表の物を防災バッグに入れておくことをお薦めしたいと思います。
マスクがかけられない赤ちゃんには、はりがあって通気性の高い布地で 赤ちゃんがすっぼり入るくらいの袋を作って上半身にかぶせてあげると最小限の粉じんを防ぐことができます(出典:『くらしの防災』メタモル出版)
・保温ポット(米を入れて湯だけでおかゆができる)と熱を逃がさない保温袋
・粉ミルク
・軟水の水(日本の水。ヨーロッパの硬水は粉ミルクが溶けない)
・おむつ(サイズアウトしやすいので気をつけて入れ替えておく)
・防臭ポリ袋(BOSがお薦め!)
・アルコール無添加のウエットティッシュ
・だっこひも、おんぶひも、迷子札をつけておく
・リード(はぐれないために)
・防塵用マスク
・防塵用ベビーキャップ(ゴーズ・張りのある透明な生地で袋状にして頭からすっぽりかぶる)
・ベビー用コッド(ゆりかご)常に安全に寝かせられるように
・経口補水液用の塩と砂糖(水500mLに対して砂糖大さじ4杯半、塩小さじ4分の1)
・ミルトン(液体消毒液)※哺乳瓶を水で消毒できるタブレット
・大き目のプラケース(液体消毒液「ミルトン」用)
・新生児や乳児用の粉じん防止袋
(取材・文/桑原恵美子)