「このままで本当にいいのかな」と悩んだ経験者が多数

余語まりあさん(以下、敬称略)  「名古屋WOMANテラス会キックオフミーティング」にお越しくださいまして、ありがとうございます。今日は、日経xwomanのイベントが東京でどのように開催されているのかを再現しながら、世界観を楽しんでいただきたいと思います。

 東京のイベントでは、日経ARIA、日経DUALなどの記事を基に、編集者やアンバサダーがトークセッションをします。今回は、日経doorsの記事で話題になった「自分軸」をテーマに、私たち3人のアンバサダーが来場者の皆さんと一緒にトークをしていきます。

司会進行の余語まりあさん。日経doorsでは執筆者として連載「セルフブランディング、基本のき」を担当した

余語 皆さんは「本当にこのままでいいのかな」と、不安になることはありませんか。女性は結婚、出産などライフイベントがたくさんあります。そのたびにライフステージが変わり、自分のやりたいことが中断される。もっと仕事をしたいけれど、子どもが小さい、親の介護が始まった……といった理由で断念された人も多いでしょう。そんな悩みを抱えたとき、ロールモデルがいると解決の糸口が見つかります。

 そこで今日は、来場者の皆さんに簡単なアンケートを取りながらトークセッションを進めていきます。最初の質問。今までの人生で「このままでいいのかな」と悩んだことがある人、挙手をお願いします。……結構多いですね。

 それでは続いて第2問。「それは、どんなときでしたか」、お答えいただける方、お願いします。

参加者A 私は、ヘアメイクで独立したときに、ちょうど25歳でした。そのときに「ステップアップしなきゃ」と悩みました。

余語 ずいぶん早い起業ですね。パワフルです。では、アンバサダーの2人にも聞いてみたいと思います。吉田さんと水嶋さんは、いかがですか?

吉田史織さん(以下、敬称略) 私は23歳で独立し、そのときはデザイナーでした。不安でしたが、その後、いろいろな人に会ううちに「この人とは違うな」という消去法で、自分軸を見つけていきました。

水嶋葵さん(以下、敬称略) 私は今、2度目の結婚生活を満喫中ですが、1回目は大きな失敗をしました。DVで10年も浮気をしている旦那さんと結婚していたんですね。その時期に、私は手に職がなかったものですから、夫が働いている自営業の会社で事務をしていました。

 いくらこの状況が嫌と思っても、私が離婚したら2人の子どもたちが路頭に迷う。自分もそういう環境で暮らしているので、「私、何もできないんじゃないか」と思い込み、一人で悩んでいました。

 そういう状況から抜け出すために、私の場合は親がいなかったので、自分一人でなんとかしないといけません。子ども2人を育てながら、私はこういう子どもたちを世の中にたくさん作っちゃいけないと思ったわけです。

 そして、清水の舞台から飛び降りるつもりで家を飛び出し、友達の家を転々としました。最初、お金を稼ぐために人材派遣会社で働いたのですが、私と同じようにシングルマザーで苦しんでいる人たちをたくさんコーディネートさせていただいているうちに、私がなんとかするしかないんじゃないかと、今度は結婚相談所に勤めました。

 さらに、もっと苦しんでいる人たちを助けたいと思い、独立して心理学を勉強。いろいろな人にお世話になって今、婚活コンサルタントとして起業して7年目になります。

婚活の専門家として活躍するアンバサダーの水嶋葵さん。日経doorsの特集「令和の結婚のカタチ パワーアップ婚」でも紹介された

余語 私は専業主婦でした。専業主婦を20年間続けて、47歳で起業し12年たちます。当時は「起業」という言葉はなくて、「自分を実現したい」と思って始めたのがきっかけでした。そして一人ひとりとの出会い、そこからまた次の出会いとつながって引き寄せてもらって現在があるのかな、と思います。