育児・家事・教育費…共働き家庭だからこその起業・フリーランス
-
1フリーランス転身後の「こんなはずじゃ」を防ぐには
-
2フリーランスで「食べていける人」が持つ2つの特性
-
3元営業ママが非専門職フリーランスに 年収1.5倍
-
4フリー独立 買いたたきを防ぐ「私の値段」の決め方←今回はココ
-
5フリーランスの受注戦略 ほしい仕事は取りにいく
-
6「独立経験」はキャリアの強みに 会社員にも戻れる
-
7フリーランス英語講師、仕事の角度を変え年収大幅アップ
リクルートキャリア(現リクルート)の社員として働きながら、女性3人で女性のビジネス系フリーランスエージェントの先駆けであるWaris(ワリス)を起業し、現在は共同代表として活躍する河京子さん。2016年に福岡へ移住した後もリモートで経営に関わりながら、22年には医療領域で新しく起業するなど活躍を続けています。プライベートでは2人の子のママでもあります。
河さんは、多くのフリーランス女性と企業をマッチングしてきた経験から、「フリーランスは自由を手にできる一方で、営業活動や価格交渉、スキル開発・キャリア開発などの様々なことを、自分で手掛けることになります」と話します。
けれども、フリーランスであっても会社員であっても、自分の成果をアピールしたり、賃金やギャランティの値上げ交渉をしたりすることに対し、抵抗感や苦手意識を持つ人は少なくないのではないでしょうか。特に女性は日常的に自分を過小評価し、自分の業績を低く見積もる傾向があるといわれています。思い切って独立し、フリーランスになっても、自分を過小評価したままだと、「価格交渉ができないために、すぐに買いたたかれてしまう」「適正な値付けの仕方が分からない」など、様々な悩みが出てきがちです。
そこで河さんに、起業・フリーランスの道を歩み出した人、目指している人が、「私なんて」と悩まずに、正しく自分を売り込み、キャリアアップ・スキルアップをしていく方法について聞いていきます。
・仕事の単価は、「もしものとき」に備えて、あらかじめ上乗せする必要がある。「自分の値段」の算出法
・フリーランスに転身後のキャリアアップに役立つ3つの方法